推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

貴重な体験

私は今病院のベッドでこの文章を書いている。と言っても明日退院の二泊三日の入院・手術。数年前から私の腎臓に鎮座していた結石が、腎臓を出て尿管に行きそうなので、暴れる前にレーザーで割ることになったのだ。入院は20年前に一度したことがあるが、医学の進歩は驚くべきものだ。しかし、痛いものは痛い(笑)

私の石が大きくて手術が必要と決まった時点で、そうでなくても忙しい私の日常は余計バタバタすることになった。あらゆる雑用を片付けた。代わりに母と留守を預かってくれる妹には本当に有難いと思っているが、あれこれ面倒くさいマニュアルを置いていかれては、妹も苦笑しかないだろう。

手術が決まった時、真っ先に頭に浮かんだのは、「夏の砂の上」の東京遠征をどうするかということだった。先生は、行くのは全然かまわないが、いつ痛みが来るかわからないからと、座薬を処方してくれた。尿管結石の痛みは超有名である。12月6日の手術の日まで、どうか痛みが来ませんようにと、私は座薬をお守り代わりにびくびくしながら東京と兵庫で舞台を観た。幸い何事もなく圭さんに会うことが出来た。本当に助かった。

手術は麻酔のおかげで痛くも痒くもなかったが、麻酔が切れた後が最悪だった。痛み止めが効くまでじっと耐えながら、よくぞまぁ観劇中にこんな痛みが来なかったことよ、と神に感謝した。私は元々ショートスリーパーなので、夜早い時間から寝るのは苦手だ。おまけに今は腰痛持ちなので、長時間寝ると腰が悲鳴を上げる。管で繋がれているので寝返りが打てず、拷問のような長い夜だった。羊が一匹、羊が二匹と数えてみたり大昔好きだったアイドル歌手の歌を頭の中でデビューから順にデタラメな歌詞で歌ってみたり…。圭モバで、圭さんの昔からの日記を読もうかとも思ったが、流石にスマホを見る気力はなかった。今朝、看護師さんが全ての管を抜きに来てくれた時はホッとした。

これで、ともかく長年の課題は一つ消えた。頑張って生きよう!来年も圭さんはフル稼働だ。