推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

私の推しは働き者

前回、沢山仕事をする推しが好きと書いたが、もちろんただ多ければ良いというものではない。一時期圭さんは「芸能界で一番忙しい人」と言われていた。あまりに多忙で、心身のバランスを崩すのではないかとハラハラすることも多かった。若い頃から仕事を縫う(掛け持ちをする)ことが多く、常に何冊もの台本を持ち歩いていたことはファンなら誰もが知っていることであり、今に始まったことではない。「おっさんずラブ」でブレイクしてから急に忙しくなったように言われることには本人も常に否定していたし、ファンも大いにひっかかる。
仕事は落ち着くどころか益々増え、昨年やっと仕事のやり方が見直された。縫うことをやめたらしい。家族との時間も増えたようで、本当に良かったなぁと思ったが、某インタビュー記事で今年の仕事量が一昨年の1/3と知った時は仰天した。今年がとてもスカスカのスケジュールならわかるが、そんなことは全く無い。相変わらずよく働いてファンを楽しませてくれている。この三倍も働いていたのかと思うとよくぞ身体がもっていたなと思うが、人知れずヘトヘトになっていたのかもしれない。
彼が自分の出演作を宣伝するために夥しい数のバラエティーに出演する時は特に思う。彼ほど沢山の番宣をする俳優を他に見たことがない(正直、番宣って映画の動員にどれだけ貢献するんだろう?)。面白い、こういう一面も見られて良かったと思える番組もあれば、番宣1分のために忍の一字のような番組もあり、見ているこちらがため息をつく。もちろんプロなので常に楽しそうにやっているが、明らかに疲れて見える時もある。スケジュールの隙間をかいくぐってやる外ロケなどはいつも時間がなく、バタバタと走り回っていることが多い。あたふたしている彼を面白そうに追うのがバラエティー的趣向なのかもしれないが、全く彼のファンではない人が彼を見た時に、一体どういうふうに見えているのだろう?細やかな気遣いの人なのに台無しの編集で、もったいないなといつも思う。

俳優以外の仕事と言っても、MUSIC BLOODのMCのように、確実に彼の血となり肉となっていると思える実りのある仕事もある。バスケットボールのキャスターも嬉しい仕事だろう。

マネージャーさん、もうそろそろバラエティーは選んでもいいんじゃないですか?などと(偉そうなことを言える立場ではないので)、時々心の奥底でそっと呟いてみる。