推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

グッズは続くよどこまでも?

推し活を続けるにはいくつかの大きな壁がある。その内の一つが「お金の問題」だと思う。ドラマや映画のブルーレイ、コンサートや舞台のチケット、グッズや雑誌等どれもかなりの高額で、時期が重なることも多い。学生さんなどはどうしているのだろう?自由になるお金がそれほど無ければ、どれに重きを置くか取捨選択の覚悟が必要になる。何にでも躊躇なく出費できる人を見たら羨ましいに違いない。切ないなぁ。

私もご多分に洩れず、過去ウン十年多くの金額をそれらに注いできた。多少の後悔を感じるものもあれば、全く悔いのないものもある。某アイドルのコンサートチケットの半券が100枚近く出てきた時は我ながら呆れたが、後悔はなかった。舞台やコンサートにかけたお金は惜しくも何ともないが、後でうーんと唸ってしまうのがグッズの類いだ。後々使いようのない物のオンパレードで、なぜこれを買ったのか?と首を傾げる物もある。今までグッズとして買ったTシャツは、一度洗濯するとバリバリになるか、毛羽毛羽になるのがオチだった。今回の圭さんのTシャツなどは例外中の例外だ。

私は無類の片付け魔で、整理整頓はほとんど趣味に近い。片付けとはパズルのようなもので、とても面白い。そういう趣味があるので、いらないものはどんどん捨てる。「いつか着るかも」とか「いつか使うかも」という考えは私にはほぼ無い。一方で本やCD、ブルーレイは愛着がありすぎてなかなか捨てられない。そこで、かなり場所を取る諸々の推しグッズ。これがなかなかの難物である。特に過去の推しにまつわるグッズは扱いに困る。まとめて箱にしまってしまうと、二度と陽の目を見ない。そうやって得体の知れない箱が収納庫に増えるのが嫌なので、未練のないものから順番に処分してきた。そろそろ頭が痛いのは、韓国のk-popグループのグッズである。これが結構ある。グループと言っても、自分の一推しのメンバーがいるわけで、彼の売り上げが一番下などということがあってはならない、とばかりに買いまくった。一番自分らしくなく後で後悔したのが香水。普段全く付けないのに、メンバーそれぞれの香りとやらの謳い文句に、つい釣られてしまった。案の定、大した香りではなく(本人はもっといい香りがした)タンスの奥で眠っている。結構気に入って買ったのに結局一度も使わずに終わったのが傘。白地に大きくグループ名が入っており、世間の人がほとんど知らないグループ名でも、使うには勇気がいった。新品のまま収納庫の片隅に立てかけてあったのだが、数年ぶりに開いてみると生地のあちこちに日焼けのような筋が入り、骨は錆びていた。
こういうことを何度も繰り返して来たので、流石にグッズの購入には慎重になった。今度こそよく考えて必要なものだけ買うようにしようと毎回心に誓う。(まだ買うんかい!)