推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

推しに救われる

私は現在家事三昧の日々を送っている。自分の勝手で独身を通し、経済的に自立していることを免罪符として、やりたいことをやってきた。家の雑事は親に任せっきりで、仕事と趣味の世界に邁進してきたのだ。今は罪滅ぼしの如くすべての家事を引き受けている。家事というのは徹底的にやろうとすると果てがないので、たまには手を抜かせてもらう。高齢の母は今のところ元気だが、独りぼっちにして外出するのは気がひけて二の足を踏む。実は「ハウ」もまだ観ていない。映画は一作品につき1回で、うまく行けば2回。年間100本近く観ていた昔を考えると寂しい限りだが、あれはあれで異常だったような気もする(笑)。なんとか日にちをやりくりして観られるよう、ロングランを期待するばかりだが、余程の大ヒットでもない限り、公開期間は案外短い。
幸か不幸か、試写会等のイベントは地方なので当然無縁だが、地方公演もある舞台は悩む。せめて2回は観たい。初見はどうしても圭さんを目で追ってしまうので、内容を深く理解するためにも。関西で2日続けて観るより、場所を変えて1回ずつ観たい。しかし、遠征は簡単にはいかない。「もしも命が描けたら」は1回しか観ることが出来なかったが、1回でも観られて良かったと思うべきだろう。「夏の砂の上」は兵庫のチケットは取れたが東京は外れた。圭モバで外れたのは初めてなので、とても驚いた。私としたことが、田中圭人気を甘く見ていた (笑)。

こんな風に、現実の毎日は概ね平和ではあるが、思い通りにいかないことが多い。時には意味もなく気持ちが沈むこともある。そんな時にはいつもにも増して淡々と家事をこなし、夜の独りの時間を待つ。母が寝た後、好きなコーヒーでも飲みながら、圭さんの昔の映像を観たりする。推しはいつでも頑張っている。そして、頑張りながら画面を通して「頑張らなくてもいいんだよ」と、言ってくれる。