推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

供給の多さに戸惑う

このところ毎日のように圭さんのお仕事情報が飛び込んでくる。受けとる方は有り難いが、こんなに働いてちゃんとリフレッシュ出来ているのだろうか?と、ブレイクと騒がれた数年前の過密さを思い出す。ただ、あの頃とはちょっと違うという気もする。なんというか、戸惑いが無い。モヤモヤもない。同じ忙しさでも、わかってやっているような落ち着きがある(ように、私には見える)。

元々とてもよく働く人で、ファンはそれを当たり前のように受け止めてきた。多忙を極めた2021年の年末に「頑張っても報われないことが多く、今年は一生忘れることの出来ない暗黒期のような一年だった」という言葉が圭さんの口からこぼれた時、私は愕然とした。不特定多数が目にする雑誌で語られた言葉は多分初めてストレートに吐露された弱音のようなものだった。出演作が次々と公開され、ファンは嬉しい悲鳴をあげていただけに、それらの作品群が気分的に沈むことの多い日々を彼が自分で鼓舞しつつ挑んだものだったのだと知り胸が痛んだ。そのインタビュー記事を読んで訳のわからない不安にかられたファンは多かったと思う。

翌年(つまり昨年)圭さんは、とにかく掛け持ちをやめる、という方向に舵をとった。おそらく、スタッフとも深く話し合ったに違いない。若い頃から常に何冊もの台本を持ち歩いていた彼の仕事ぶりを当たり前のように受け止めていた私は、これで一気に仕事が減るかもしれないと予想した。寂しいが、圭さんの健康の為にはもっと早くからこうするべきだったのかもしれない、と何も出来ない一介のファンなりに覚悟を決めた。しかし、意外にも予想を大きく裏切って露出は多く、私達は全く寂しい思いをせずに済んだ。ただ、これで仕事量が従来の1/3になったと聞いた時は仰天した。この3倍も、いったいどうやってこなしていたのか?やはり尋常ではない仕事量が数年彼を心身共に追い込んでいたのだと思った。

昨年は休みが増えて家族との時間も出来、圭さんは少しずつ再生していったのだと思う。とても大切な一年だったのだ。そして、ファンミがあり栗山さんとの舞台があり、どこかで確実に圭さんはギアを上げた。どこか?は私にはわからないけれど、圭さんの気持ちの中で何かが変わったような気がしたのは確かだ。

そして、今年。指揮の練習、食事制限等邁進する圭さんは外見も指揮もみるみる磨かれていった。ドラマや雑誌等各公式から連日投下される写真が、軒並み美しい。40才手前になって今が一番美しい。気力の充実が顔に現れている。

男子校ノリでめちゃくちゃ楽しかっただろうと想像のつく「Gメン」。おっさんずラブチームの「unknown」。極めつけは「田中圭の俳優ホン打ち」。unknown以外はすでに撮影済みなので、掛け持ちにはなっていないようだ。仕事には真摯に取り組む人だから、あとは楽しんでくださいと願うしかない。圭さんにはとにかく健康でいてほしい。彼に望むのはそれだけだ。