推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

懐かしいなぁ…

前回の日記を読み返していたら、あれ?これはちょっと説明不足だなと思う箇所があり、気になると放っておけないので(笑)追記。

完璧な家事とは大きく出たな、と。私が完璧を目指して努力しているのは、家事の中でもほんの一角。整理整頓と掃除の分野のみ。子供を生んだことも育てたこともないので育児のことはわからない。洗濯は必要にかられてやっている。料理はレパートリーはたくさんあるが、手を抜きたい時もある。掃除も必要に迫られてやっているが、汚い家には住めない(これは物凄く綺麗好きな両親の影響)。唯一積極的に楽しみながらやっているのが整理整頓だ。これはもうパズルを解くように楽しいので、趣味と思っている。スッキリと片付いた部屋というのが永遠のテーマで、常に頭の中では家具の配置変えをしている(笑)。収納関係の雑誌を買い漁っていた時期もあった。既に実践していることばかりで参考にならず、買わないようにしているが、今でもたまに騙される(笑)。

昔、リチャード・ギア主演の「アメリカン・ジゴロ」という映画があった。オープニング、クールな主題歌に乗って、主人公が気合いを入れて着替えをするシーンがあった。着替えというよりは、この男の徹底した衣装管理を延々見せられるのだが、それがもう素晴らしいのなんのって。ズラリ並んだネクタイ、ワイシャツ…収納している家具のカッコ良さ。クローゼットなど知らなかった田舎娘はただただポッカーンと見とれていた。ストーリーはすっかり忘れてしまったが、このシーンは憶えている。

それよりもっと昔の映画で、「鞄を持った女」というのがあった。さすがにこれはリアルタイムではなく(笑)、深夜のTV名画座で観た。主人公の16才の少年は名門貴族のお坊ちゃまで、ある時ダンサーの女性と知り合う。住む世界のまるで違う年上の女性に一目惚れした彼が、知りあったばかりの女性を家に連れて帰るシーンがある。洗面所に案内された彼女が見たのは、ズラリと美しく並べられた真っ白な高級タオル。否応なしに身分の違いを痛感する…というくだり。もちろん悲恋に終わるけれど、やはりストーリーは殆ど憶えていない。このシーンだけが鮮明に(笑)。人間の記憶って面白いね。

そうそう、昔ついでに。20年前に自分のHPで連載していた日記、まだまだあって少しずつ読んでいるが、こんなことを書いた日があった。

好きな脇役三人。大杉漣さん、原田芳雄さん、松重豊さん。なんと、変わらない自分の傾向。もう、お二人亡くなってしまった。松重さん、頑張ってください。

また別の日の日記には、ただただ好きなものをランダムに挙げてあった。これは笑える。人間って変わらない。以下、写し書き。カッコ内は現在の自分の突っ込み。

午前中の街(わかる)、真夏(これもわかる。暑くても好き)、ワイシャツの似合う男の人(これは絶対)、都会、麦の匂いのするパン、アメリカンコーヒー(今も)、立ち姿の綺麗な猫(◎)、喫茶店で書く手紙(よく書いたなぁ)、若い男の子の細い手首と足首(笑うしかない)、生暖かい風、言葉遣いの綺麗な男の子、図書館、黒のタートルネックセーター姿(ハイ、定番)、ハイカットバスケットシューズ、整理整頓(笑うしかない)、肌のきれいな男性の眼鏡姿(👏)、向日葵の花、正しく着る黒の詰襟学生服(須藤春樹)、コーンフレークの入ったパフェ、讃美歌、谷川俊太郎の詩、希望という言葉。

以上、お粗末様でした。恥ずかし。