推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

ブラックポストマン

ハテナの調子が悪く頻繁に固まったので、しばらく置いてみた。今もハラハラしながら打っている。

夏ドラマとして始まった作品は、早いものではそろそろ中盤にさしかかってきている。私が録画していた3作品。早めに始まった「刑事7人」は既に終わってしまった。最近のドラマはどんどん話数が短くなる。とても残念だ。ご多分に漏れず最終回前が一番面白く、最終回はちょっと肩すかしだった。他の2作「ハヤブサ消防団」と「彼女たちの犯罪」は期待通りに面白くなってきている。少し遅れて「何曜日に生まれたの?」が録画に加わった。最初は大して期待していなかったが、不思議な味わいのドラマで、サスペンスの匂いもしてきたので、続けて観ている。飯豊まりえさんと溝端淳平さんの二人が上手い。

そして、大本命の「ブラックポストマン」がやっと始まった。

我が家は大阪に近い田舎にあるが、なぜかテレビ東京の放送を”待たずに“観られる有難い地域であり、昔からテレ東はよく観ている。バイク充電の旅もヤギとの散歩も、しっかり録画出来た(ヤギとの旅はこれからが本番だが)。雛壇に座って映像を見るだけで何時間も拘束される類いの番組とは違い、ゲストの人柄を堪能出来る番組が多くて楽しい。意味のある番宣になったと思う。

肝心の「ブラックポストマン」は、家の都合でリアタイ出来ず、Tverで観た。録画したものがあるが、ここはやっぱりTverを回さなくては。面白い。テンポが良い。二転三転と圭さんが話していた通り、2時間では収まらなかった。次々と“上には上”が現れて、悪党のマトリョーシカのようになっていく。ラスボスは中央にいる?市長が怪しい(笑)。主人公の圭さんは制服を着ると脚の長さが強調されて、嫌でも目につく。小柄な女優さんといると、こんなに大きかったっけ?と思う。普通の郵便局員があんなに核心に迫っていくと、祖父江刑事にはすぐに正体がバレるんじゃないかとハラハラした。力也を殴った人物は、このまま放っておくと力也が犯人(美術教師)を殺してしまいそうだったから止めたのではないか?それとも彼に罪をなすりつけるつもりだったのか?非常にわかりやすい悪い奴が次々出てくる一方で、郵便局側の人物たちの心中はなかなか読めない。僕が依頼しネバーランドの悪魔がやったことは結局殺人だ、と言い切った少年の言葉を聞いている力也の顔が切ない。彼の行為は、果たして少年を真から救ったことになるのだろうか??

思えば今期観ている作品、全て過去に起こった事件や出来事が関係している。先が読めない。全てサスペンスタッチだが、それぞれ色合いが違うので飽きない。加えて演技の上手い俳優揃いで見応えがある。派手さはないが、このままぐいぐい引き込んでほしいと思う。