推し活修行 ~田中圭さんを深く静かに推す~

映画・演劇・本(乱読)が好き。田中圭ファン。圭モバプラチナ会員。

30代最後の挑戦

(月曜日の夜に書いている)

今朝のニュースには少し驚いた。噂には聞いていたがいきなりで、いろんな考えが頭の中をぐるぐる回った。丸一日かかって、徐々に頭と心の霧が晴れてゆき、夜になってストンと収まるところに落ち着いた。圭さんが納得して快諾したのなら、それ以上我々が何を言うことがあるだろう。

2019年の続編を巡るすったもんだは少し知っている。“少し”というのは、まずいなぁと思った時点でその辺りのSNSを私が意識的にスルーしたからだ(不快なものは見ないに限る)。しかし、それら諸々の軋轢がさすがに圭さん本人の目に入らないわけがなく、思い悩んだ彼のblogを読むのは辛かった。

私は、圭さんが一生懸命に作ったものをただ楽しく観せてもらうだけで十分だ。誰かを推すということを長くやってきて、やっとそのシンプルな原点にたどり着いた。子供が親の所有物ではないように、推しもファンの所有物ではない。その奥深い領域に私たちは踏み込むことは出来ない。推しには推しの生き方も考え方もあり、ファンの望む通りの選択をするもしないも自由だ。

今、圭さんが「おっさんずラブ」の続編をやるということは、この作品が30代最後を飾る集大成になると考えているのではないだろうか?先のことはあまり考えていない、といつも話しているが、40代からのビジョンが無いわけではなく、大っぴらに話したくないだけのような気がする。新しい領域に一歩踏み出す前に、「おっさんずラブ」を美しく完成させ幕を引きたかったのではないか?と私なりに考えた。

5年の間に世の中は大きく変わった。男性同士の恋愛を描いたドラマは珍しくない(安直に描かれていて首をかしげるものもある)。続編はどういう切り口で観る者を楽しませてくれるのだろう?

観る前から否定的なことを言うのは好きではない。圭さんを信じて楽しみに待ちたいと思う。